PTA会長のひとりごと ~できる人が、できる時に、できることを~
12月3日(土)に,鹿児島市中央公民館で開催された「県PTA活動研究委嘱公開」に参加された池田PTA会長からコメントをいただきましたので紹介します。
枕中ブログをご覧の皆様、こんにちは。
PTA会長の池田です。
12月3日、鹿児島県・市PTA活動研究委嘱公開に出席してきました。
出席してみたいと思ったのは、研究発表校である福平中学校の
「時代に合わせたPTA活動の簡素化・スリム化~子供たちのために できる人が できることを~」
という演題に興味を惹かれたからです。
近年、仕事を持つ保護者の増加、核家族の増加、個人の価値観の多様化などにより、昔と同じようなスタイルでPTA活動を持続していくことは、なかなか困難で、全国的にも、時代に合ったPTA活動への見直しが叫ばれていますね。
そもそも、PTAとは何なんでしょう。
PTAとは、「子どもたちの健やかな成長のために、親(Parent)と先生(Teacher)だけでなく、家庭、学校、地域社会がお互いに協力し合ってさまざまな活動を行う集まりのこと」とあります。
毎日仕事をして、家事をして、子育てをして…皆さんお忙しい毎日をお過ごしのことと思います。
PTA活動に参加したくても、仕事の休みを取りづらい、忙しさに追われ、身体的にも精神的にも余裕がない…ほとんどの方がそうだと思います。
PTA活動は「子どもたちの健やかな成長のために」あるはずが毎年、年に一度の役員決めの日はドキドキ、憂鬱、行きたくない…
いつの間にか活動の目的を見失ってしまい、もはや中心に「子どもたち」の存在はなく、「負担」や「面倒なこと」、「出来ればしたくないこと」になってきてはいないでしょうか?
研究発表校の武小学校、福平中学校の発表やその後の質疑応答を聴き、PTAの在り方について悩んでいるのは、皆さん同じなのだと励まされ、心強く思いました。
両校の取り組みはとても参考になり、今後、枕中でも取り入れていけたら…と思える内容も多かったです。
PTA会員の皆さんが「何のためにやっているのかわからない」「やりがいを感じない」活動は見直すべきで、「子どもたちのために自分は役に立っている」「やって良かった」という充実感を感じ、次からは「自発的に」やってみたいと思えるようなPTA活動にしていく必要があることを学びました。
この時代、「全て」のPTA会員が「平等」にPTA活動を分担していくことは、難しくなってきていると思います。
そのような状況で、PTA活動を真面目にしている人が「損」で、しない人が「得」なのでしょうか?
今一度、
「子どもたちの健やかな成長のために」というPTA活動の原点にかえって、
同じ子どもをもつPTA会員同士が、お互いを思いやり、気遣い、助け合い、
「できる人」が
「できる時」に
「できること」をしながら、
一緒になって子どもたちの成長を見守っていく…
そして子どもたちは、自分たちのために頑張ってくれる保護者の姿をみて、嬉しく、誇らしく、元気をもらいながら成長していく…
そんな枕中PTAにしていきたいですね。
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