避難訓練
12月12日(火),消防署からお二人の講師を招き,火災を想定した避難訓練を実施しました。
各学級で火災に対する事前指導をした後,放送で「事務室から火災が発生しました。全員校庭へ避難しなさい。」と指示がありました。生徒たちは慌てることなく,私語もせずに2分35秒後には校庭への避難を完了しました。
その後は,講師の指導の下,水消火器を使って消火訓練を行いました。
また,講師から講話があり,東北大震災の時の「釜石の奇跡」の話がありました。釜石市では1,000人以上が亡くなったが,小中学生の犠牲はたまたま津波が襲った時に学校にいなかった5人のみだった,という話です。その子どもたちが無事に避難し命を救えたのは,釜石市内の学校が群馬大学の指導のもとで数年間取り組んできた防災教育プログラムの成果だった,というのです。そのことから,普段から防災に対する心構えや訓練が必要であるとお話しくださいました。
最後は,生徒代表による講師へのお礼の言葉で締めくくりました。
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