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2023年5月16日 (火)

命の授業

 5月16日(火),枕崎市教育委員会の事業「輝け!夢・命推進事業」で,命の授業を実施しました。内容は,安武信吾氏の講演で,演題は「食べることは生きること」でした。

 講師の安武さんは,がん闘病中の妻と幼い娘との暮らしを綴ったノンフィクション「はなちゃんのみそ汁」を2012年に出版されました。その本は,メディアでも取り上げられ,2015年には映画化されました。その本の中に出ている娘さんは2013年,当時小学4年生で枕崎鰹節ジュニア大使に認定,20歳になった2022年には枕崎鰹節大使に認定されました。枕崎市とは縁の深い方です。
 そして,講師の安武さんも実は枕崎中学校と縁がありました。講演の前に校長室に来られた安武さんは,学校沿革の平成24年に書かれた「弁当の日」の文字に気づかれ,どうして始めたのかをいろいろ想像されました。しかし,歴代校長の写真の中に今でも親交のある上野哲元校長を発見され,その年,上野元校長に依頼され枕崎中学校で生徒に講演をしたことを思い出してくださいました。なんと,その時は,保護者向けにも別会場で講演をしてくださったということでした。
 そんな縁もあり,講演ではその時のことを含めて,生徒たちに「弁当の日」の意義についてお話しくださいました。弁当の日は2001年,香川県で始まりました。給食の残食が多かったことを嘆き,食材や作ってもらう人への感謝の気持ちに気づくために始めたようです。安武さんは,準備してくださったビデオやスライドなどを紹介しながら,生徒たちにその気持ちを伝えてくださいました。
 講演が終わり,お礼の言葉を述べた保体部長の上釜さんは,先日の母の日には感謝の気持ちを伝えきれなかったので,今日帰ったらしっかり伝えたい。私も安武さんのような父親になりたい。と話しました。

 本校の弁当の日は年2回,まずは9月29日です。生徒たちの取組がどう変わっていくかがとても楽しみです。

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