枕崎市立枕崎中学校のブログ

ブログをご覧の皆様こんにちは。

いきなりですが問題です。

Q　下の写真は何を表しているでしょう？

答えは…「夢」について。

「夢は叶えるものでも、見つけるものでもない。見つかるものである。」

というクランボルツの計画的偶発性理論にもとづく「夢」についての考え方を

紹介しました。

今回ご紹介するのは１１月の第２土曜日に開催した枕崎中学校未来塾。

地域が育むかごしまの教育県民週間の最終日でもあるこの日に，

枕崎中学校に地域でご活躍の１０人の講師の皆様をお迎えしました。

夢についての小野校長先生の講話からスタートした枕中未来塾を，

生徒の様子ともにお伝えしていきます♪

枕崎市立図書館館長でもある朝田さん。

図書室で自作のフリップを準備して講話していただきました。

図書館の話で本好きの生徒はワクワクしていました✨

保育士としてご活躍中の下窪さん。

生徒に絵本の読み聞かせをしてくださいました。

子どもと関わる仕事をしたい，という生徒にはたまらない話だったでしょう

みなさんは「介護」と「介助」の違い，分かりますか？

介護の仕事をされている阿久根さんは，「今本当に求められているのはどちらなのか」をクイズ形式で分かりやすく・考えさせられる講話をしてくださいました。

この講話を聞いて介護のイメージが変わった生徒もいました

現在枕崎高校で数学教員をされている中島さん。

実は枕崎別府のご出身で生徒の身近な先輩の１人でもありました。

難しい進路の話を，身近な育成ゲームに変えて「どうするべきか」考えるきっかけをくださいました。

「ポケモン」や「パワプロクン」を使った講話は生徒の興味を掴んで離さなかったようです

今年の箱根駅伝にも出場された消防士，茅野さん。

夢や目標に向かうためにどのよう取り組みをしていくべきか熱く語ってくださいました。

本校でも駅伝大会が終わり，来月にはロードレースが控えています。

そんな”旬”な講師から語られる話に心を動かされた生徒も多かったようです

看護職というとどんな職業を想像しますか？

看護職の中でも行政保健師という仕事をされている森さん。

地域の人々の悩みを聞きながら，住民の健康保持・増進のため奔走されています。

看護職の話はもちろん，公務員の観点からもお話をしてくださいました

教育関係の講師はもうおひと方いらっしゃいます。

枕崎市教育委員会から，教育長をなさっている丸山屋敏さんにお越しいただきました。

日本全体が豊かではなかった時代の子どもの頃を振り返りながら当時進学したくても親や兄弟の暮らしを支えるために就職という選択肢しか選べなかった同級生の思い出や

オール1の落ちこぼれと言われた生徒が教師になった

山元延春さんの生き方を紹介してくださいました。

最後に枕崎中学校の生徒たちに「今さら」は絶望，「今から」は希望という２つの言葉を比べながら「今から」という希望で生きることの大切さと「朝は希望で起き，昼は努力で生き，夜は感謝で眠る。」という生き方の道しるべとなる言葉を贈ってくださいました。

ネットで注文すれば翌日に商品が届く。

そんな現代社会を支えるトラック運送業に携わる福元さん。

クイズなどを使って運送業の楽しさを伝えてくださいました。

身の回りの働く人のおかげで，自分たちの生活が支えられていると感じる生徒も多くみられました

地元枕崎で鰹節業を牽引されている瀨﨑さん。

前年度に引き続き生徒に向けた生き方と鰹節をつくるプロとしての仕事の姿

について講話をしていただきました。

２回目の生徒は前回の続きを，初めての生徒には初回の講話を準備してくださり

生徒たちが納得しながら楽しんで聞けるよう工夫してくださいました。

枕崎市の飲食業を中心に幅広い分野で活躍されている板敷さん。

”「夢」を持つと必要なものが見えてくる。

　時間を意識すると「手段」が見えてくる。”

将来のことで悩んでいる１０代の生徒に向けてぴったりの講話をしていただきました。

夢を見つけたときにきっと役立つ！そんなお話でした

以上１０名の講師の先生方を紹介しました。

実はこの枕中未来塾，進路講演会という名目で講師の方々をお呼びしています。

生徒はそれぞれ希望した講座を選び，熱心に話に耳を傾けていました。

さまざまなジャンルでご活躍している方々の講話を聞き，３年生を中心に進路について考えるきっかけ　夢が見付かるヒントになったのではないのでしょうか？

豪華な講師の方々の話を聞いた生徒がどんなことを感じ，考えたのか…

三者面談・教育相談の時期にもなってきますので，ご家庭でも話してみてください♪